パキスタン大使館のレセプションにmidTower TE!

2016年4月28日、東京・港区のパキスタン大使館で開催されたレセプションで、シタールの奏者 井上憲司さんと、タブラの奏者指原一登さんの演奏が行われました。

そのPAとして、今回もmidTower T-Loop Edition(改)を2組使用しました。

レセプションは、大使夫人主催による各国大使夫人や企業のご夫人や関係者が招かれていました。また、岡山県の吉備中央町から多くの方が参加されていました。

なぜ、吉備中央町かというと、パキスタンはムスリムの国であり、食べ物に厳しい戒律があるのですが、ムスリムの方達が安心して食べられる「Halal(ハラル)」食品の生産に積極的な町として、パキスタンとのつながりが強いようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

今回のライブでは、前回同様シタール&タブラのPAとして、midTower T-Loop Editionを2組を使いました。今回は、エフェクターはなく、タイムドメインスピーカーのみです。ただ、大理石製インシュレーターは1組のみでしたので、大理石の有りと無しの同時鳴らしという構成となりました。

会場は、コンクリート造の会議場で天井も高く、音的には特に問題なく、準備が終わりました。

さて、リハーサル開始。

 

 

 

 

 

 

実際の演奏でのチェックで、若干調整。目をつぶって聴いても、タブラ奏者の位置からタブラが聴こえ、シタール奏者の位置からシタールが聴こえる状態を作り上げることができました。

 

 

 

 

 

 

余った時間で、ついでに大理石製インシュレーターの有無をチェック。インシュレーター無しのmidTower TEだけの音では、タブラらしいボムンという深く低い音が伸びず、軽い感じに!
これだとエフェクターが欲しくなるわけですね。

次に、大理石製インシュレーター有りのmidTower TEだけにすると、しっかりとボムンという腹の皮を直接揺らす音が、会場の一番後ろの席まで届いています。

1組でも行けそうでしたが、本番ではお客さんが150人も入るとのことで、2組で余裕を保たせた状態で、セッティング完了です。

 

 

 

 

 

 

開始時間に向けて招待客が到着し、会場は満席となって、レセプションが始まりました。

大使のプレゼンやゲストの挨拶が終わり、いよいよエンタメタイムです。

 

 

 

 

 

 

実際の演奏では、満員の観客でしたが、音が篭ることもなく、反って余計は反射が減ってクリアな音に!

音量も若干大きいくらいで、タブラのボムンという腹の皮を揺らす音も、しっかり最後列の端まで伝わっていました。お客様も静かに聴き入っていることもあって、想像以上にクリアなタブラ&シタールがお聴きいただけたかと思います。

続いて、ギター&ボーカルは、設備の都合上ボーカルのみがmidTower、ギターは会場の天井スピーカーという構成となりました。

天井の音が大きめでしたが、ボーカルの声が出てきたら、クリアに飛ぶようになり、若干オーバー気味の音量で会場に行き渡っていました。この辺のバランス調整は、リハーサルとまた歌の調子が違っていて難しいところでした。

最後にビオラの演奏。CD伴奏での演奏と、タブラ&ビオラによる演奏でしたが、皆様聴き入られていました。

お客様には、喜んでいただき、またいろいろと実験もできて、充実したライブとなりました。

 

 

 

 

 

 

閉演後、パキスタン大使と演奏者で記念写真。

さて、撤収後は、大使直々に、是非ゲストルームを見学しなさいとのことで、最上階の迎賓ルームを見てきました。

 

 

 

 

 

 

なんとも立派ですね。でも、広過ぎず、上品なインテリアがセンスの良さや大使の人柄を感じる部屋でした。外は東京タワーや夜景が眼前に広がる絶景。

印象深い貴重な体験となりました。

今回PAとして使われた「midTower T-Loop Edition」を試聴したい方はT-Loop試聴室をご利用ください。お問い合わせは、こちらのフォームから。

背の低いmidTowerは、天井の低い部屋でも十分に音が行き渡るのが良いところ。
また、持ち運びも小さいので、PAとしての活用範囲はだいぶ広くなりそうです。
PAの音を聴きに行くようなライブ/コンサートに疑問をお持ちの方は是非一度、midTower T-Loop Editionの音をお試しください。

なお、midTower T-Loop Editionご購入をご希望の方は、こちらからどうぞ。