時間軸(タイムドメイン)のブレが少ないDSD音源は、正確な時間軸に注目したタイムドメインスピーカーがあって、はじめてその真価が分かると思います。DSD音源はまだまだ少ないですが、タイムドメインスピーカーをすでに持っているユーザーには、お勧めできる音源と思います。

DSDをネイティブ再生できるiFi-Audio micro iDSDとタイムドメインスピーカーで、是非“DSDワールド”をご体感ください。

 

なお、DSD環境を設定する場合は、下記のインストール手順や設定を参考にしてください。

DSD再生環境のインストールのTips

 →MacOSX: Audirvana Plus v2のインストール手順

 →Windows 7: foobar2000のインストール手順

 

DSD音源の入手方法

DSD音源は、その情報量の多さが魅力です。単に音数が多いということではなく、収録現場の雰囲気や奏者との距離感、壁めでの距離感など、音ではない部分の情報量が一気に増え、それを考えずに体感することができます。
DSD音源には、純粋にDSD収録してそのまま配信しているものから、一旦PCM変換して加工してDSDに戻したもの、元々PCM収録をDSD形式に変換したものと、ピンからキリまで混在しているのが現状です。
良いDSD音源を選ぶコツは、収録条件を明示していること。

DSD収録がベストですが、ハイレPCM収録・編集であれば、DSDに変換してもロスは少なくなります。
CDリマスターは一概に言えません。44.1kHzの音源をDSD変換したものにはあまりDSDの意味はないでしょう。しかし、アナログテープからDSD方式でデジタルリマスターしたものは、DSD収録した音源に匹敵するクオリティを期待できる場合があります。いずれにしてもマスターデータの状態を明示できない音源は避けておいた方が無難と思います。
しかしながら、DSD方式の可能性に気付いたアーティストたちが、DSD方式で収録し直した楽曲やライブも増えてきています。
良質なDSD音源で体感できる感動は一聴の価値があると思いますので、是非良質なDSD音源を選んで、“DSDワールド”をお楽しみください。

ここでは、DSD音源の入手先をいくつかご紹介します。
● PrimeSeat

2015年12月23日から始まったDSD収録によるDSDストリーミング配信サイトです。MacOSX10.8以降、Windows7以降に対応する無料の再生ソフトをインストールして聴くことができます。コンテンツは無料のものと有料のものがあり、気軽にDSD音源を楽しめます。

 

● OTOTOY

DSD収録による音源を積極的に展開している有料音源配信サイトです。ライブ収録のDSDならではの音源をお楽しめます。→DSD音源カタログページ

 

● e-ONKYO

ハイレゾ音源を広く展開している有料音源配信サイトです。DSDカタログページはありませんが、DSD(DSF)形式がある楽曲を検索表示できます。→DSD音源検索結果ページ

 

● VICTOR STUDIO HD-Sound

VICTOR STUDIOのハイレゾ音源を展開している有料音源配信サイトです。旧作が多いので、DSD音源の素性はよくご確認ください。→DSD音源カタログページ

 

● iFi-Audioブログ

iFi-Audioの日本語版ブログです。iFi-Audio製品に関する開発日記の翻訳や開発者インタビュー、イベント、無料DSD音源の紹介などが随時追加されています。→無料DSD256音源紹介記事

 

● 1ビットオーディオコンソーシアム

早稲田大学の山崎芳男教授が主催し、長年1ビットオーディオの研究・普及活動をしていた団体です。現在は、その活動が「早稲田大学IT研究機構1ビットオーディオ研究会プロジェクト」へ引き継がれています。

1bit関連データとして、DSD生録音源を公開しています。ただし、ファイルがWSD形式になっているため、再生ソフトによっては対応していない場合があります。

おすすめDSD音源

収録状態を明示したDSD音源の中から、お勧めできるものをいくつか紹介します。
● ジョー奥田さんのアルバム(e-ONKYO)

自然音の中では、タイムドメインスピーカーで聴いてもとてもナチュラルなハイクオリティな作品が多いアーティストですが、よくわかっている方なので、DSD/ハイレゾ音源を配信するにあたり、元データからハイレゾ用に編集をやり直しています。いずれのアルバムも安心して聴けると思います。

 

● 超絶のスーパーガムラン「ヤマサリ」(e-ONKYO)

インドネシア バリ島の民族楽器ガムランをDSD256(11.3MHz)でフィr-ルド収録した音源です。ガムランにより発せられる100kHzを超える音まで収録されており、CDフォーマットでは再現できない音に包まれるDSD256らしい音源です。

 

●権上康志&大友孝彰 feat.竹田一彦「JUST IN TIME」(e-ONKYO)

大阪にあったジャズ喫茶「JUST IN TIME」でDSD256(11.3MHz)収録された音源です。楽器の音はもちろん、店内の音も極自然に全て聴こえてきます。何も手を加えていない良質な音源で、気持ちよくジャズ喫茶のライブを堪能できます。

 

●丈青さんの「I See You While Playing The Piano」(OTOTOY)

SOIL&”PIMP”SESSIONS、J.A.Mのジャズピアニストとして活躍している丈青さんの初ソロアルバムです。初のDSD256(11.3MHz)配信作品でもあります。南青山・スパイラルホールで、コンサート・グランドの名品「FAZIOLI」を使って、DSD収録されたDSD256音源を楽しめます。

 

●Suara at 求道会館(OTOTOY)

アニメやPCガームの主題歌等で活躍しているSuaraさんが、築100年の求道館にてDSD128(5.6MHz)収録したソロアルバムです。大正時代の旧館を感じる響きや壁との距離感も含めて楽しめます。